新46maehonのブログ

2013年1月28日月曜日

展覧会まであと21日

今年の年末年始は、展覧会初日までのカウントダウンをするのが恐ろしくてスケジュール表を直視できず、ひたすら絵を描いていましたが、一昨日、主人が四十肩で服用していた薬の副作用で突然ダウン、脱水状態となり、集中力がぷつりと切れ、気分は時間修了と相成りました〜。
(近所の内科に事情を説明して急ぎ点滴を打ってもらい、なんとか持ち直しましたが、強い鎮痛剤で体の機能全体が麻痺していたせいか、その後もだるかったり、息がしにくくなったり、体温が上がったり下がったりと、なかなか本調子には戻らないようです。鎮痛剤ってコワイですね…)
 加えて、まさかこの辺りで自分がまだ描いているとは思いもしなかったはるか昔に購入した雅楽の演奏会チケット(1/27公演)が手元にありました。
主人の吐き気も落ち着いたので、約一ヶ月半ぶりに都内へ外出。
オペラシティへ行って来ました。
諦めがついたこともあり、気分は晴れ晴れです。ほほ…

 <第1部> 管絃
     平調音取(ひょうじょうねとり)
     催馬楽(さいばら)~更衣(ころもがえ)
     越天楽 残楽三返(えてんらく のこりがくさんへん)
     陪驢(ばいろ)
<第2部> 舞楽
     春鶯囀一具(しゅんのうでんいちぐ)

私は 雅楽の演奏を聴くのは初めてでした。プログラムをよく見たら、雅楽の定期演奏会自体が、まだ第2回目。今までこのような大がかりな演奏会はあまりなかったようでちょっと驚きです。

音も珍しかったですが、楽器も、後半の舞楽も、
何もかもが初めてで新鮮でした。
(越天楽は最近、初詣の神社などで頻繁にかかっているので聞き覚えがあった)
特に後半第二部での舞楽での演奏と舞は興味深かったです。

音は一時間ぶっ通しで鳴らし続け、四人の舞い手もひたすら踊り続け。
冒頭にまるでカモ(本当はウグイスなのかな)が一斉に鳴いて飛び立つような不協和音がワンワンと鳴るシーンがあり、序破急という展開のあと、最後にもう一度この不可思議な不協和音が一斉に鳴り響くと静かに音が消えていきます。長い演奏でデリケートな構成ながらもメリハリが効いていて、時々はっとさせられます。
ゆっくり、比較的単調に繰り返される旋律、リズム、振り。少しずつ要素に変化が生まれていく様に気づくと、「ん?あれあれ?なんか変わったぞ」といった感じで、
私はあまり眠くならずに楽しめました。
装束も豪華でした。モダンな文様や手の込んだ織りなど、
一時間ずっと観せられているので、衣装の細部まで印象に残ります。
「なんであそこにあれが付いてるのかな」細部に至るまでじろじろじろ…

一緒に鑑賞したもりたさんが描いていたので、私も、わたしも〜♪(もりたさんの絵があるブログはこちらをご覧ください) 
今も難しい記憶スケッチアカデミー。
意外と忘れちゃうんですよね…

長々で失礼致しました。

0 件のコメント:

コメントを投稿