新46maehonのブログ

2015年8月3日月曜日

大倉山記念館

正面。この左手に森がある

先日、陶芸でお世話になった先生がステンドグラスのグループ展に参加されておられると伺い、展示会場へ向かいました。場所は大倉山記念館です。
先生にはお会いできませんでしたが、作品が沢山飾られており、お元気そうなお姿が想像できました。
で…展覧会は普通に楽しんだわけですが。

玄関を入ると階段。石材が気になる
 
ここは何度来ても、おかしいのです。おかしい。これしか言いようがありません。面白いのおかしい、ではなく、変だ不思議だのおかしい、です。
大倉山記念館の成り立ちについては、あちこちのブログやサイトでも書かれているので、ご覧いただければと思うのですが、とにかく変わった建物なのです。
(はまれぽさんがとても参考になりましたのでこちらに↓
http://hamarepo.com/story.php?story_id=684
入口入って見上げた所

元々は私邸で、現在は横浜市に寄贈され、コンサートやギャラリー、会議施設として利用されていますが、昔の名前は「大倉精神文化研究所」 本館。古代ギリシャ以前の”プレヘレニック様式”なんだとか。そこに和洋折衷がプラス施されており、細部に至るまでカオス、カオス。じっと見ていると、 なーんか変。でも、決して下品なわけではなく、じゃあ芸術的かといわれると、うーん。財力の投じ方は半端ない。どこも見ても、とても凝って作られているのですが、必然性を感じないというか、つながらないのです。


ぱっとみ教会の待合所
よく見ると葡萄がたわわに
 宗教施設で片付けたいところですが、 一貫性はありません。(評論家からすると、統一性はあるらしい)なんでこんなところにこんなものが…?建物の横にはうっそうと茂った「瞑想の森」が広がり、背後には梅園、豪邸の住宅街。繁く通いたいところに、駐車場は一切なし。駅から急勾配な坂を8分近く登ったところにあるので、なまじっか人を寄せ付けない所までが、すごーくアヤシイ。帰りは、この激しい坂を一気に下りながら、釈然としない気分を残して駅に着きます。



主の精神世界でしょうか
中庭の床、タイル懲りまくり
昔、子供の頃にマジックミラーというイベント小屋に入ったときの、あの感覚に近いかも…ご存知のかたはお試しあれ、です。心霊スポットとして噂になったりしているようですが、個人的にはそんな抹香臭い怪しさよりは、SFに近い不思議なオーラを感じる場所です。




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